来春の選抜高校野球 21世紀枠の候補校、長崎・壱岐高に表彰盾
来春の第97回選抜高校野球大会の「21世紀枠」九州地区候補校に選ばれた長崎県立壱岐高(桑原鉄次校長)に16日、表彰盾が贈られた。県高野連の大川周一会長や藤本利治理事長らが壱岐市郷ノ浦町の同校を訪れ、野球部の浦上脩吾主将(16)に手渡した。 浦上主将は「素直にうれしい。甲子園という舞台に一歩近づいたうれしさ以上に、みんなで意識を持って練習に取り組んでいきたい」と意気込んだ。 選考委員会は来年1月24日に開かれ、全国9地区の候補校の中から2校が選ばれる。県勢初の21世紀枠でのセンバツ出場に期待が高まる。大川会長は「野球に取り組む真摯(しんし)な姿勢が他校や地域に良い影響を与えたことなどが高く評価された」と述べ、「もう一山越えなければならないが、まずは日々の課題、練習にひた向きに取り組み、平常心を持って過ごしてほしい」とエールを送った。