ジェームズ・ディーンの伝記映画が製作へ
青春映画「エデンの東」「理由なき反抗」などで知られるジェームズ・ディーンの伝記映画が製作されることがわかった。 米ハリウッド・レポーターによれば、本作はディーンと同性恋人との関係を描くという。監督・脚本家のガイ・グイドが故ウィリアム・バスト氏(2015年に他界)による2006年の回顧録「Surviving James Dean(原題)」の映画化権を獲得。グイドが自らの脚本をもとにメガホンをとる。 原作は、バスト氏がカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の演劇科で学ぶ19歳のディーンと出会った頃に焦点を当て、ルームメイトから親友、やがて恋人になった過程を振り返っている。バスト氏はディーンのキャリアを傷つけないよう2人の関係を秘密にしていたが、人気俳優となったディーンは女性スターたちとも恋愛を重ね、バスト氏はいつかまたディーンと暮らす日を夢見ていたそうだ。しかし、1955年9月30日にディーンは自動車事故により24歳の若さで夭折した。 映画化する新作「Surviving James Dean(原題)」は、バスト氏とディーンの出会いから、ディーンの死までを描くようだ。グイドは、2020年にHuluで配信されたマドンナのドキュメンタリー映画「Madonna and the Breakfast Club(原題)」で監督・脚本を務めている。 ちなみに、2001年にテレビ映画「DEAN/ディーン」(マーク・ライデル監督)でジェームズ・フランコが、15年の映画「ディーン、君がいた瞬間」(アントン・コービン監督)でデイン・デハーンがディーン役を演じている。