岩本蓮加は、宝田明のプロデュース映画「世の中にたえて桜のなかりせば」にも主演

ーーファンの方々からはどんな反応がありましたか？ 岩本：みなさんの反応を見ると「遂に！」「やっとか！」という感じですね（笑）。以前から、ファンの方から「写真集出してほしい！」「出さないの？」と直接言われることも多くて。 ーー自分だけの気持ちで決められることではないですからね。そうやってファンの方から伝えられたときはどう返答されていましたか？ 岩本：私もどうやって返答していいのか分からなくて、言われても「わかんな～い」と言ってましたね（笑）。だから今回、写真集のオファーをいただいて安心しました。自分が「出したい！」という気持ちよりも、長年伝えてくれたファンの方々の声に応えられるんだと思って。 ーーそこもファン想いですね。 岩本：私の原動力はすべてファンのみんなにあるので。 ーー今回の写真集発売についてメンバーからは、どのような反応がありましたか？ 岩本：写真集発売のニュースが出た時に、卒業生の秋元真夏さんから連絡をいただきました。私は「さあ、やろう…！」と決心しないと後輩にも連絡を送れないタイプなので、こういう連絡をマメにしてくださるのは、さすがキャプテンを務めていた方だなと思いましたし、嬉しかったです。 ーーお姉さんはグループ加入のきっかけになった方ですが、どんな反応でしたか？ 岩本：姉もすごく喜んでました。写真集の画像を見ても、全肯定で「可愛い！」と言っていて、相変わらずシスコンです（笑）。連絡をくれる時も「顔が強い…尊い」みたいな言葉を送ってくるんです。嬉しいですけどね。 ◼️20歳になった今は"自由で等身大" ーー写真集の撮影中はどんな気持ちでしたか？ 岩本：私は考えれば考えるほど落ちていくタイプで、これまでも重く考えずに臨んだことが結果として良くなることが多かったので、写真集の撮影もリラックスすることを意識していました。雑誌のグラビアだと普段着のような衣装を着ることが多くて自然とリラックスしやすいのですが、写真集の撮影ではかっちりとした衣装も多くて、気づくと服装に引っ張られて心もかっちりしちゃうので、リラックスすることは特に意識していましたね。 ーー今回の写真集を出すにあたり、参考にされた方はいますか？ 岩本：まず写真集を作るというときに話したのは、（卒業生の）星野みなみちゃんの写真集のように、綺麗な部分も入れつつ、可愛らしさを入れようということだったので、それを意識しました。私の可愛さは「THE・アイドル」みたいな可愛さというよりも「幼さ」だと思っていて、年相応なところが自分にあっていると思っていたので、その可愛さが出せるように意識しました。 ーー最近はファンの方から「大人になって綺麗になった」という声も多くあります。 岩本：自分としては「そうなのかあ」という感じですね。でも「大人にならないわけがないしな～」と思っていたりもして、そう言われるのはありがたいし嬉しいです。 ーーInstagramやブログを見るとファッションもおしゃれですよね。メイクやファッションは、大人っぽく見せることを意識されていますか？ 岩本：全然考えたことはないですね。12歳で加入したから「若いよね」「最年少だから」とか言われることが多かったので、昔は年齢のことを結構意識していたんですけど、20歳になった今は自由に着たいものを着るようになりました。しっかりメイクしたいと思った日はしっかりしますし、今日はすっぴんの気分だなと思ったらSHOWROOMの配信にもすっぴんで出たり（笑）。 ーーファンの方が「最近また綺麗になった」と感じるのは素の良さが出てるんですね。 岩本：全部等身大ですね。 ーーそんな美しさと可愛さの両面が写真集には表れていて、衣装のパターンも表情も様々で内容量も多いです。中でもお気に入りのカットはありますか？ 岩本：通常版の裏表紙は特にお気に入りです。この衣装も用意していただいたものから私がセレクトしたものなんです。メイクもほぼしてなくて、普段の自分の感じが出ていてすごくお気に入りだったので、裏表紙に選ばれてびっくりしました。 ーー最後に、出来上がったものを見て感想はいかがでしょう。 岩本：大満足ですね。初めての写真集だからきっと何か反省点が出てくるものだと思っていたのですが、ファースト写真集でここまで全てが「良い」と思えることができたことが、すごく幸せです。