ニュージーランド登録栄養士のジェス・ソーンズさんに、キウイを使った簡単で美味しいレシピを教えてもらいました。
【パブロバ風キウイのパフェ】
材料(1人分) サンゴールドキウイ1/2個、レモンカード大さじ1(市販品)、ギリシャヨーグルト1/4カップ、自家製ミニパブロバ(メレンゲ)1/4カップ(作り方は以下参照)、ホイップクリーム1/4カップ、デコレーション[ドライキウイ(サンゴールド)1切れ、パッションフルーツ大さじ1、ローズマリー1枝(各好みで)] 〈自家製メレンゲ(約16個分)〉 材料(約16個分) 卵白3個分、上白糖3/4カップ、コーンフラワー小さじ2、ホワイトビネガー小さじ1、バニラエッセンス小さじ1/2、塩ひとつまみ 作り方 ①オーブンを150度に予熱し、トレイにクッキングシートを敷く。②大きめのボウル(プラスチック製ではないもの)に卵白を入れ、やわらかいツノが立つまで泡立てる。③砂糖を1/4カップずつ加え、艶ととろみが出るまで10分以上泡立てる。④大きめのスプーンでコーンフラワー、ホワイトビネガー、バニラエッセンスを優しく混ぜる。⑤大きめのスプーンですくって、用意したトレイにのせ、20cm大の丸い山を作っていく。⑥オーブンに入れ、温度を120度まで下げたら外側がカリっとするまで、約1時間焼く。⑦オーブンの火を止め、そのままオーブン内に2時間放置して冷ます。 〈パフェ〉 作り方①グラスにレモンカード、ギリシャヨーグルト、パブロバの順に入れる。②キウイの皮をむいて薄くスライスかさいの目に切り、グラスに入れてホイップクリームをのせる。③パッションフルーツ、ローズマリー1枝、ドライキウイ1切れを飾る。食べる時まで冷蔵庫で冷やしておく。 ヘルシーな食生活を提唱し、自らも実践しているジェスさん。グルテンフリー、乳製品不使用、腸の健康、植物由来など、食に対する意識が近年非常に高まっているニュージーランドで、これからも身体のことを一番に考えた食を発信していくそうです。
斎藤理子 さん さいとう・りこ フードジャーナリスト 雑誌編集者を経てロンドンなど海外に長年住み、その間世界各国を食べ歩く。現在は国内外の生産者から三つ星シェフ、立ち飲みまで広く取材し執筆。著書に「イギリスを食べつくす」(主婦の友社)、「隣人たちのブリティッシュスタイル」(NHK出版)など。編著に『アル・ケッチァーノ』奥田政行シェフの連載をまとめた「田舎のリストランテ頑張る」(マガジンハウス)。2011年英国政府観光庁メディアアワード受賞。やまがた特命観光・つや姫大使。
写真・文 斎藤理子
クロワッサン オンライン