夏休みに子どもが「キャンプに行きたい」と言ってます。高い道具を買いそろえてキャンプするより「国内旅行」のほうが安上がりだと思うのですがどうでしょうか?
近年は整備されて使いやすいキャンプ場も増え、子どもがいるファミリーでも本格的なキャンプに挑戦しやすくなりました。しかし、キャンプ用品を一式そろえるとまとまった費用がかかります。「国内旅行に行ったほうが安上がりでは? 」と思う方もいるでしょう。 本記事では国内旅行とキャンプ、それぞれにかかる費用の目安や費用をおさえてキャンプを楽しむコツを紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
道具を一からそろえてキャンプをする場合と国内旅行にかかるそれぞれの金額は?
キャンプや旅行にかかる費用は、選ぶ道具や行き先によって変わってきます。一概にどちらのほうが格段に費用が高いとはいえません。 それでもおおよその目安を知れば、キャンプと旅行、どちらを選択するかの参考にはなるでしょう。本項では、道具を一からそろえてキャンプに行く場合と、家族で国内旅行に行った場合にかかる費用の相場を解説します。 ■道具をそろえてキャンプをする場合にかかる費用 キャンプに必要な道具は値段に大きな幅があり、以下のような場合は値段が高くなりがちです。 ・知名度が高いブランドの製品 ・高機能かつ最新モデルの製品 ・一度に使える人数が多い製品 テントを例に取ると、ホームセンターで手に入るような製品と、有名ブランドの最新モデルの製品では、数万円の差があります。また、単純に購入する製品数が多くても費用は高額になりがちです。 自前ですべてのキャンプ用品をそろえる場合、ファミリーで数万円~10万円はかかるでしょう。また、別途キャンプ場の利用料、薪代、駐車場代なども必要です。 ■国内旅行にかかる費用 観光庁が実施した「旅行・観光消費動向調査」によると、2023年の日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は1人あたり4万4034円でした。また、宿泊旅行は1人当たり6万3253円、日帰り旅行は1万9027円となっています。 家族4人の場合なら日帰り旅行で8万円代、宿泊旅行なら20万円代がおおよその相場といえるでしょう。なお、子どもが小学生までなら、旅行費用をもう少しおさえられる可能性があります。