軽トラを手放し、ランクル・プラドをリース返却した僕が次の愛車に選んだのは2018年式プジョー5008だった!【プジョー5008オーナーレポートvol.1】
2024年初め、家の車を買い替えた。僕が選んだのは2018年式のプジョー5008。じつは人生2度目となる5008……なぜ、プラドから5008へ乗り換えたのか? ハイゼットトラックジャンボのレポートに続き、今回から5008レポートがスタートです! PHOTO&REPORT:佐賀山敏行(SAGAYAMA Toshiyuki)サガヤンの愛車遍歴、MPV→5008→プラド……そして5008へ 2024年2月にハイゼットトラックジャンボ(以下、ジャンボ)を手放してしまった筆者(佐賀山敏行)だが、こいつはあくまでも趣味車。いわゆる「家のクルマ」は別で所有している。 ジャンボの連載ではランドクルーザープラドが頻繁に出ていたので、それを覚えている方もいるだろう。しかし、さらに熱心な読者であれば、最終回に書いた一文を覚えてくれているのではないだろうか? 【まぁ、クルマはプジョー5008があるし(先日、ランクル・プラドから買い替えた)】 そう、じつはこの時、僕は「家のクルマ」として2018年式プジョー5008を購入していたのだ! プラドはとても気に入っていたのだが、3年のリース契約で借りていたもの。その契約が切れると返却しなければならず、かと言って買い取れる余力もない(ジャンボを手放した理由にもあるとおり、当時は資金が必要だった)。 そこで手頃なモデルはないかと探していたところ、目に止まったのがプジョー5008だったというわけだ。 ……と、ここまで書くと、まるで僕がプジョー5008を選んだかのように思われるだろうが、厳密に言うとちょっと違う。選んだのは僕の奥さんである(笑)。 我が家は中学生と小学生の娘3人がいる5人家族だ。3人も子どもがいると、一般的に主婦はミニバンを欲するらしい。しかし、うちの奥さんはどうも趣向が違っていて、昔からミニバンがあまり好きではないという。正しくはワンボックス型のミニバンが嫌いなのだ。 そこで約10年前に選んだのがマツダ・MPV。真っ赤なMPVはファミリーカーだけどスタイリッシュで、今見てもかっこいい。帰省にキャンプ、日帰りドライブ、もちろん日々の買い物まで、大活躍してくれた思い出深い1台だ。 しかしMPVは、7人乗りなのはいいのだが、シート配列は2-2-3。2列目はキャプテンシートで、3列目がベンチタイプで3人座れるようになっている(といっても実際に大人3人が座るのはかなりキツいが)。となると、子どもが3人いる家庭では分かってくれると思うのだが、「誰がひとりで3列目に座るんだ?」問題が勃発するのだ。 もし、これが今現在であれば、中学生や小学校高学年の長女や次女が「はーい」と3列目に座るのだろうが、当時はまだ子どもは3人とも小さくて、そうはいかない。そして毎回揉めるのだ(苦笑)。 そこで約5年前に、走行10万kmを超え、車検時期となったのを機に買い替えることに。そうして選んだのがプジョー5008なのである。 ……と書くと「5008に乗り換えたのはつい先日では?」と思われるだろうが、この時に選んだのは旧5008! そう、前モデルのミニバン(プジョーではたしか「プレミアムセブンシーター」と呼んでいた)である。 本当はVWシャランが欲しかったのだが、当時は予算不足で断念。「ならばトゥーランを」と思ったが、家族5人でキャンプに行くにはちと小さい。当時、すでに5008はSUVタイプが発売されていて、うちの奥さんはそれも気に入っていたのだが、やっぱり高くて手が出ず……。 さて、どうしようかと悩んでいると「あ!! 前モデルの5008なら安いんじゃない?」ということで購入したのだ。 ただし、奥さんに「プジョー5008にするよ」と言ったら、本人はすっかりSUV版だと思ったらしく、旧モデルだと判明した時は少しがっかり……いや、かなりがっかり。 そして、詳細は割愛するが、それなりに小トラブルが頻発し(苦笑)、車検が切れるのを機に2年で手放すことになったのだ。 そして3年前、仕事の調子が良くて、そのまま自分も調子に乗っちゃって、新車のランドクルーザー・プラドをリース契約で入手。さらに前述の通り、リース契約が終わり、次に選んだのが3年前に奥さんが(シャランの次に)熱望したSUVタイプのプジョー5008というわけなのだ。 しかし、3年前や5年前と違い、今は7人乗りのSUVもそれなりに多い。それなのになぜ、わざわざ小トラブルによってウンザリしたはずのプジョーに戻ってきたのか? それはまた、次回説明しよう! そして、6年落ちのフランス車について、忖度なしのせきららレポートを展開する予定なので、乞うご期待!!
佐賀山敏行