逃げ切った初芝橋本が13大会ぶり勝利！ 帝京三は一歩及ばず【1回戦】
第102回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、帝京三(山梨)対初芝橋本(和歌山)が12月29日に駒沢陸上競技場で行なわれた。前半に初芝橋本が3ゴールを奪い、後半は帝京三が追い上げて2点を返したが一歩及ばず。逃げ切った初芝橋本が第89回大会以来の勝利を挙げた。 【写真】初芝橋本が帝京三を3-2で下し、13大会ぶりの勝利を挙げた ■2023年12月29日 全国高校サッカー選手権1回戦（@東京・駒沢） 帝京三 2-3 初芝橋本 得点者：（帝）福司楓馬、遊佐凜太朗 （初）大丸龍之介2、朝野夏輝
初芝橋本の大丸龍之介が2G1A
開始早々の5分、初芝橋本は敵陣で得たFKから三浦晴太がシュートを狙い、クロスバーにはね返ったボールを大丸龍之介が詰めて先制。14分には右サイドからのFKを大丸が頭で合わせ、この日2点目でリードを広げた。大丸の勢いは止まらず、33分に左サイドを抜け出してクロスを送り、朝野夏輝の追加点をアシスト。大丸の活躍で初芝橋本が前半に3点のリードを奪った。後半は帝京三が猛反撃を仕掛け、62分に福司楓馬、75分に遊佐凜太朗がゴールを奪って1点差まで追い上げる。しかし3点目は生まれず、逃げ切った初芝橋本が13大会ぶりに選手権で白星を挙げた。
サッカーマガジンWeb編集部
