記録的な大雪の青森 1人では厳しい「屋根の雪下ろし」業者には依頼殺到で手が追いつかず… そのうえで生活道路は“ぐじゃぐじゃ”
記録的な豪雪で「屋根の雪下ろし」が課題となっています。1人では雪かきがままならず、作業を請け負う業者の手も追いついていないのが現状です。 【写真を見る】記録的な大雪の青森 1人では厳しい「屋根の雪下ろし」業者には依頼殺到で手が追いつかず… そのうえで生活道路は“ぐじゃぐじゃ” 三嶌亮二 記者 「こちらの地区では道路から積みあがった雪と、屋根から落ちた雪が一体となっている。そんな光景が至るところで見られます」 青森市浪岡地区は、県の観測で積雪が1mを超える状況が続いています。1日に2回、雪かきをするという住人は排雪を急いで欲しいと訴えます。 雪かきをする人 Q.排雪をして欲しい? 「そうですね。生活道路がぐじゃぐじゃなんですよ。でこぼこ。運転も大変」 降り続いた雪は8日午後、いったん落ち着く時間帯があり、屋根の雪下ろしを複数人で行う姿も見られました。 三嶌亮二 記者 「あちらでは屋根の雪下ろしを3人がかりでやっています。30分ほどやっているということですが、雪はまだ3分の2以上は残っています」 この豪雪で、業者には雪下ろしの依頼が相次いでいます。 浪岡地区のシルバー人材センターは依頼を受けて作業にあたっていますが、手が追いついていません。 シルバー人材センターの担当者 「きのう雨が降った。(雪が)重い。年だ…」 Q.きょうは要請があった? 「うん。要請で日程が詰まっている」 業者には雪下ろしの依頼が殺到。住民たちも作業はしているものの記録的な雪が続く津軽では手が追い付かず、被害が増えているのが現状です。
青森テレビ