【女子野球】W杯7連覇達成のマドンナジャパンメンバーが激突! 第20回全日本女子硬式野球選手権大会が開幕
10月11日から、愛媛県の松山坊っちゃんスタジアム、マドンナスタジアムで『第20回伊予銀行杯全日本女子硬式野球選手権大会』が開幕する。各地の高校、大学、クラブの上位チームが一堂に会する大会で、出場権を得た28チームが日本一を懸けて熾烈な争いを繰り広げる。 【写真】女子野球 “ナックル姫” エイジェックの吉田えり投手兼コーチ 8月に行われた第9回WBSC女子野球ワールドカップで、7大会連続7回目の優勝を果たした“マドンナジャパン”こと、日本代表選手も多数出場し、世界レベルのプレーが楽しめる大会となる。 昨年は初めてNPB球団の名を冠したチームが決勝に進出し、阪神タイガースWomenが埼玉西武ライオンズ・レディースを破って優勝した。また、今年8月に開催された『第19回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会』でも、読売ジャイアンツ女子チームが優勝するなど、目覚ましい活躍を見せている。 2021年、2022年を連覇し、2年ぶりの全国制覇を狙うエイジェックも、W杯で打率6割を超える猛打で優勝に貢献した生井美桜捕手を中心とした打線に勢いがあり、今年のクラブ選手権では準優勝。決勝戦で読売ジャイアンツ女子チームに敗れたものの、阪神タイガースWomenと埼玉西武ライオンズ・レディースを破っての決勝進出で、確かな実力をアピールした。 W杯決勝で本塁打を放った川端友紀内野手、今季限りでの引退を表明した船越千紘捕手ら、日本代表として豊富な実績を持つ選手を多数擁する九州ハニーズ、W杯の決勝戦でも登板した久保夏葵投手擁する平成国際大学、史上最多となる高校通算140本塁打をマークし、米国・スタンフォード大へ進学した佐々木麟太郎内野手の妹として話題になった佐々木秋羽内野手が主将を務める花巻東高などにも注目が集まる。 第20回伊予銀行杯全日本女子硬式野球選手権大会は、11月10日に開幕し、5日間をかけて女子野球の日本一の戦いが繰り広げられる。
アスリートマガジン編集部