<春に挑む>選手紹介/18止 国学院久我山・宮城那洋/二松学舎大付・中道晃誠 /東京
◇送球判断と肩を強化 国学院久我山・宮城那洋(なひろ)(1年) 160センチとやや小柄ながら、俊足を生かした守備範囲の広さや、捕球から送球までの素早さを売りにする。中学3年の時に久我山を見学した際、尾崎直輝監督から「体が小さいのはハンディではなく、小技やスピードで強みになることもある」と言われ、同校への進学を決意した。 公式戦への出場はまだないが、昨秋1軍にあたるAチームに昇格した。この冬は、内野手の守備において捕球後どこに送球すべきかを瞬時に判断する力と肩の強化に注力。打撃面では「試合で生かしたい」とバント練習に努めてきた。 趣味は映画鑑賞。特にノンフィクションが好きで、休日は自宅で1日に2、3本見ることもあるという。【小林遥】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ左打ち(2)160センチ、54キロ(3)草加ボーイズ(埼玉)(4)自分の技術を納得いくまで向上させて、試合で思う存分発揮したい ……………………………………………………………………………………………………… ◇下半身鍛え走力維持 二松学舎大付・中道晃誠(なかみち・こうせい)(1年) 走塁に自信があり、昨秋の都大会では代走で出場する機会があった。二松学舎に入ってからは、体力強化のため体重を増やす一方、スクワットなど下半身のウエートトレーニングを意識して行い、走力を維持するよう努力している。 同大会では三塁コーチャーも務め、チームメートへの積極的な走塁指示でチームに貢献して評価された。「自分よりも周りを優先させようと、いつも気を使っている」といい、練習終了後は最後までグラウンドに残って後片付けを行うよう心がけている。 古着集めが趣味で、休日の楽しみは古着を探しに街に出ることだという。中学生の妹とは、ファッションの話で盛り上がることもある。【加藤昌平】=おわり ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)166センチ、65キロ(3)大宮シニア(埼玉)(4)バントや盗塁で点に絡むようなプレーをしていきたい