中受しない選択をしてシドニーの公立小に転校した双子。学校が始まって早2カ月!【シドニー教育移住レポート#2】
♦️学校ごとに制服あり。毎日制服で通学 シドニーの学校は基本的に制服着用です。今は夏服で、男子は半袖シャツと短パン、女子はワンピース、4月終わりのTerm2から冬服に変わります。服の他に靴下や帽子、体操服、学校リュックなども学校のロゴが入っているものです。オンラインでも、制服販売をしているショップに行っても購入できます。我が家はサイズがわからなかったので、制服ショップで購入。学期始まり直前に行ったら大混雑。早めに準備をしないとですね。 ♦️学用品は全て自腹で準備 日本の学校との違いはいろいろあるのですが、学校が準備してほしいものは自分で用意するというのも結構驚きでした。今回準備したのは、色鉛筆、マジック、のり、定規、ハサミ、セロテープなどの日常使うものの他に、大きい出費となったのがiPadやiPad用のキーボード、イヤホンなどです。これらは全部自腹で購入です。 東京にいた頃は、iPadは学校からの貸与だったし、色鉛筆、クレヨンなどは全てではないものの、学校から支給されるものも多かった……。2人分を用意したので、これだけで結構な出費となってしまいました。 ♦️IT化が進んでいる 世の中のIT化はどんどん進んでいますが、そうはいっても東京の学校ではお知らせが紙できたり、教科書自体も紙だし、ノートは手書きだし、まだまだ紙文化が残っていた印象です。ここシドニーでは、IT化がかなり進んでいます。学校のお知らせも全てアプリやWebサイトからきますし、子どもが通っている学校では教科書は一切なし! 全てiPadでの授業です(iPad授業のテスト校になっているようで、全ての学校がiPad授業ではありません)。 先日は子どもと親と先生の三者面談があったのですが、その時は子どもがiPadで作ったパワーポイントを使って、今学期勉強したこと、これからの学習ゴールなどをプレゼンするという内容でした。毎日iPadを持ち運びするのが少々重そうですが、もはや、私よりもiPadに詳しくなり、使いこなしている印象です。 ♦️アフタースクールもあります シドニーの共働き率は高く、日本でいう学童のようなアフターケアを利用している人も多いです(なんせ物価が高く、共働きパワーがかなり必要)。これも日本のように1カ月いくらというようなシステムではなく、1カ月フルで利用すればかなりのまとまった金額になります。 また長期のお休み期間中も利用できます。永住権保持者は利用料金が年収によって社会保障でカバーされるのですが、我々のようなビジネスビザでは補助は一切ありません。仕方がないとは思いつつ、正直懐がいたみますね。 こちらに来て2カ月、子どもも私もまだまだ慣れないことばかりで、周りに教えてもらいながら少しずつ進歩している感じです。何がわからないかがわからないという状況でもありますが、子どもが学校を楽しんでくれているのは幸い。毎日「今日も楽しかった~」と元気に帰ってきてくれるのが励みです。 来月(5月15日公開予定)は、子どもたちの勉強の進捗状況と、習い事についてお届けする予定です。
橋浦多美