【旧天竜林業高校を巡る贈収賄事件】元校長が刑事告発されるまでの経緯を検証するよう求める請願書を静岡県教育委員会に提出
旧天竜林業高校を巡る贈収賄事件で、元校長が静岡県教育委員会に対し、刑事告発がされるまでの経緯の検証を求める請願書を提出しました。 旧天竜林業高校の贈収賄事件では、中谷良作元天竜市長が北川好伸元校長に孫の調査書の改ざんを依頼し、20万円を渡したなどとして2010年に有罪が確定しています。 しかし、2人は無罪を求めて再審請求をしています。 1日午後、北川元校長が県教委を訪れ、刑事告発の根拠となった事故報告書や、事情聴取報告書が誤っているなどとして、検証を求める請願書を提出しました。 当時の教員らの証言をめぐっては、うその可能性が高いとする鑑定士の意見書を、北川元校長らが裁判所に提出しています。 北川好伸元校長: 「告発に至った告発状。これが真実に基づいて作られたものかどうかということ。刑事告発の中身が本当でしたかということを再度ここで改めて見直していただきたい」