契約更改交渉に臨んだ楽天浅村（撮影・山田愛斗）

　楽天浅村栄斗内野手（34）が22日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いで更改した。22年オフに4年総額20億円の大型契約を結び、来季が3年目となる。 　チームの主砲は「もう1回はい上がれるようにリベンジしたいなと今強く思ってるので。来年からもう1回やり直したいなと思います」と気を引き締めた。 　悔しいシーズンとなった。今季は143試合に出場し、打率2割5分3厘、14本塁打、60打点。状態が上がらずにスタメン落ちも経験した。「毎年、100打点ぐらいの数字をイメージして目標にしてやってきた中で60なんで。本当、何もしてないって言っても過言じゃないぐらい。自分の中では全然物足りないし、チャンスでそんなに打ったイメージもあんまないので。（来季は）100打点ぐらいは挙げたいなと思ってます」と巻き返しを誓った。 　2000安打まで残り36本、300本塁打まで残り3本に迫る。「本当は今年、達成したいと思って目標に掲げてやってきた数字」と話した上で「来年はシーズンも本当早々に決められるように通過点としてやりたいなと思ってます」と力を込めた。 　来季の目標に「リベンジ」を掲げる。「相当、悔しい思いしましたし、こんなはずじゃ自分でもないと信じてるので、もう1度、『浅村ってこういう選手』と思ってもらえるように。復活したいなと思います」と決意を込めた。（金額は推定）