楽天、今季最終戦は勝ち切れず引き分け 67勝72敗4分けの4位でシーズン終える
◇９日 楽天２―２西武（楽天モバイルパーク宮城）＝延長１２回 楽天は４時間を越える延長戦となった今季最終戦を勝ち切れず、４度目の引き分け。６７勝７２敗４分け、勝率４割８分２厘の４位で２０２４年シーズンを終えた。 ３年ぶりの規定投球回到達を懸けて、岸が先発。１回に外崎の７号ソロと野村大の左前適時打で２点を先制されたが、２回以降は立ち直って７イニング８安打２失点で降板。今季の投球回数を１４３イニング１／３として、目標の規定投球回に到達した。 打線もベテラン右腕の粘投に応えようと、７回に反撃。無死満塁と攻め込むと、代打・鈴木大の右前適時打と村林の中犠飛で２―２の同点に追いついた。８回から藤平、渡辺翔、鈴木翔、酒居が１イニングずつ無失点投球でつないだ。延長１２回は東京・東海大菅生高出身のドラフト３位右腕・日当がプロ初登板を果たし、２死一、二塁のピンチを迎えた。しかし、３番・西川をフォークで見逃し三振に抑えて、無失点デビューを果たした。 この一戦でパ・リーグは今季の全日程を終了。楽天は則本が３２セーブで最多セーブ投手賞、辰己が１５８安打で最多安打者賞のタイトルを初めて獲得し、小郷が自身初のフルイニング出場を果たした。
中日スポーツ
