被害女性の自転車ひきずり走行か 浜松・死亡ひき逃げ 逮捕の運転手
浜松市浜名区小松の市道交差点付近で10月31日に自転車に乗っていた女性(25)が死亡したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された袋井市堀越の運転手の男(51)が、運転する大型トラックが女性をはねた後も女性の自転車をひきずったまま走行し続けていたとみられることが1日、県警への取材で分かった。事故に気づきながらその場から走り去ろうとした可能性があるとして、浜北署などが詳しい経緯を調べている。 関係者によると、容疑者は県西部の運送会社に勤めるドライバー。事故を起こした後、そのまま運転して勤務先の運送会社に戻り、別の車に乗り換えた上で運送業務を続けていたとみられることも判明した。県警の調べに対し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は31日午後1時ごろ、大型トラックを運転中、自転車で横断歩道を横断中の市内の女性をはねた後、その場を離れて死亡させた疑い。現場は信号がある交差点。女性はヘルメットを着用して自転車に乗っていたという。
静岡新聞社