後半の2得点で勝利のリヴァプール、スロット監督がハーフタイムに選手に伝えた言葉とは?「ディエルに負けるのなら…」
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、イプスウィッチ戦でハーフタイム中に選手に与えた言葉を明かし、試合を振り返った。イギリス『TNT Sports』が報じている。 【動画|イプスウィッチ vs リヴァプール】プレミアリーグ第1節 ショートハイライト リヴァプールは現地時間8月17日、敵地ポートマン・ロードでイプスウィッチとの一戦に臨んだ。前半は波に乗れずスコアレスで折り返したものの、後半のディオゴ・ジョタとモハメド・サラーのゴールで0-2と快勝した。スロット監督はリヴァプールでの公式戦初陣を勝利で飾った。 スロット監督が試合の前半を「予想通りではなかった。リズムを生みだせず、裏への抜け出しもなかった」と語るように、敵陣ペナルティーエリア内への進入もなく、低調な前半を過ごしたリヴァプールだった。 後半開始と同時に、CBを務めるジャレル・クァンザーからイブラヒマ・コナテに交代を決断したスロット監督は、ハーフタイム中に選手に伝えた言葉を次のように明かした。 「私はハーフタイムに『ディエルに負けるのなら、戦術の話をする必要はない』と言った。相手FWへのロングボールを回収するために、コナテを投入する必要があったが、それが役に立った。彼ら(イプスウィッチ)は前半に多くの力を注いぎ、後半は(リヴァプールの)テンポに追いつけなかったと思う」 「前半はFW陣の奮闘する姿が見られず、ロングボールもデュエルもほどんど競り負けていた。しかし後半は準備を整え、ゴールを決めるチャンスがあった。その後は隙ができ、自分たちの良いサッカーができるとわかった」 またこの試合で1ゴール1アシストを記録したサラーの今後の活躍を問われたスロット監督は、「1人の選手を信じない」とし、チーム力の大切さを次のように伝えている。 「個人よりもチームを信じている。モー(サラーの愛称)はゴールを決めることができたが、モーにもチームが必要だ。我々には試合を決定づける選手たちがいる。だから後半のように自分たちのサッカーをしていく必要がある」
SPOTV NEWS