なぜ?スケボー女子の爽やかさ話題 3人のメダリストが理由明かす「みんなファミリー」「励まし合うことで楽しく」
「パリ五輪・スケートボード女子パーク・決勝」(6日、コンコルド広場) 14歳で母が日本人のアリサ・トルー(オーストラリア)が金メダル、世界ランキング1位で前回東京大会銀メダルの15歳・開心那(WHYDAH GROUP)が2大会連続で銀メダル、日本人の母を持つ16歳のスカイ・ブラウン(イギリス)が、東京五輪に続いて2大会連続銅メダルを獲得した。 【写真】失敗したのに出来るんだ 草木を抱きしめるスカイ 爽やかすぎる ラスト、開がノーミスでランを終えると、得点表示前にアリサが笑顔で拍手。逆に銀メダルが決まった後の開も、笑顔でアリサと抱擁した。予選敗退した四十住が「人の失敗は祈りたくない」と語ったことが反響を集めたが、決勝でも爽やかな空気が会場を包み込んだ。 3選手が並んで行われた会見も、和やかな空気。選手同士が励まし合う、スケボー界独特の雰囲気について金のアリサは「お互いを励まし合うことで楽しく競技に参加できます」と語れば、銅のスカイも「お互いを必要としていると思う。そうすればみんな成長できる。みんなファミリーの一員です。トリックだったりを褒め合って。それはすごく大事」と強調した。開も「大会中に仲間が応援しあったり、たたえ合ったりするのは緊張がほぐれるし、それでいいランができたりするのはすごくいい」と、うなずいた。 この日は決勝で8位となった草木も「やっぱり悔しい。乗りたかった」と振り返りながらも、爽やかな笑顔。東京五輪に続き、あらためてSNSでは「スケボーは本当に皆楽しそうに振る舞う」、「爽やかな気持ちになる」、「全員応援しちゃう」などと話題となった。