熊本市電の脱線事故 3日始発から全線での運行再開
脱線で一部区間を運休していた熊本市電がレールの工事などを終えて3日の始発から全線での運行を再開します。 熊本市電では去年12月31日に熊本城・市役所前電停を発車した2両編成の低床車両が花畑町電停との間で脱線事故を起こしました。 熊本市交通局は事故原因について、調査でレールの幅が基準値を超えた箇所が確認され、カーブで遠心力が加わり脱線につながったと考えられるとしました。 2日にレールの幅を基準値内に収める工事を実施し、試運転を行って安全性が確認できたとして、事故後続けていた水道町ー辛島町電停間の運休を解除し3日の始発から全線での運行を再開するとしました。 熊本市電では去年16件の運行トラブルが相次いで発生しています。