西武ドラフト2位の大阪商業大・渡部聖弥、明治神宮大会出場逃す 9回裏の同点機、二ゴロに倒れ最後の打者に【大学野球】
◇5日 明治神宮野球大会・関西地区大学選手権大会 第2代表決定戦 大阪商業大5―6佛教大(大阪市・南港中央野球場) 西武からドラフト2位指名を受けた大阪商業大・渡部聖弥(わたなべ・せいや)外野手(広島・広陵、4年)は大学ラストシーズンの明治神宮大会出場を逃した。関西六大学秋季リーグ戦の優勝チームとして出場したが、佛教大(京滋大学秋季リーグ戦優勝)との第2代表決定戦で逆転負けを喫した。 4日の第1代表決定戦では天理大(阪神大学秋季リーグ戦優勝)に惜敗しており、後がないなかでの一戦だった。「4番・三塁」でスタメン出場した渡部は2回先頭で右前打を放ち、3点の先制につなげた。しかし、4―3と1点リードの9回、佛教大の小谷慈温捕手(3年・花園)に逆転三塁打を打たれて暗転。2点を追う9回裏に1点を返し、なおも2死二塁の同点機を迎えたが、渡部が二ゴロに倒れ、最後の打者となった。
今秋のリーグ戦では打率4割3分8厘で2年春以来2度目の首位打者賞に輝き、最優秀選手賞、ベストナイン(三塁手)も獲得。リーグ史上最多タイの通算119安打を記録し、4年間の通算成績は85試合で335打数119安打の打率3割5分5厘、66打点、9本塁打だった。
中日スポーツ