ファーウェイ、中国のスマホ出荷額でアップルを4年ぶりに上回る チップの国内開発、三つ折り発売など急展開
独自開発OSにも挑戦
ファーウェイといえば、先日中国国内で世界初となる「三つ折りスマホ」の商用化を披露。希望小売価格は40万円と非常に高価ながらも、多くの需要が話題になり、二次販売では一時100万円を超えるほどの盛り上がりを見せている。 このほか、同社の注目ポイントとして完全独自OSの開発が挙げられ、現在正式リリースに向けて準備を進めている。開発者会議にて発表された新OS「HarmonyOS NEXT」では、これまでAndroidベース(AOSP)で開発を行っている現行ソフトウェアを一新、アプリ動作の互換性のない独自プログラムになるといい、iOS,Androidに次ぐ新たなエコシステムの構築にも取り組んでいるという。 一方で、中国国外のスマホ展開は「Google系アプリが使えない」といった制裁の影響で依然として厳しい状況にある。日本でも半期に一度、新製品のラインナップを発表しているが、ここ数年はイヤホン、スマートウォッチといったウェアラブル製品が主となっている。
編集部 IT/デジタル担当