神木隆之介「チャンポンのようなドラマです」 主演ドラマ「海に眠るダイヤモンド」について語る
俳優神木隆之介(31)、柳楽優弥(34)、女優奈緒(29)がこのほど、東京都内で開催されたTBS系3ドラマのキャストが大集結した「TBS DRAMA COLLECTION 2024 AUTUMN」に登場し、自身が主演の作品を熱くPRした。 神木は日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(20日スタート、日曜午後9時、初回は25分拡大)、柳楽は金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(11日スタート、金曜午後10時)、奈緒は火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(8日スタート、火曜午後10時)でそれぞれ主演を務める。
「海に眠るダイヤモンド」は1955年から石炭産業で躍進した長崎・端島と現代の東京を舞台に70年間の愛と友情、家族の物語を紡ぐ壮大なヒューマンラブエンターテインメント。神木は炭鉱員の家庭に生まれ、端島のために帰郷した鉄平とともに、現代の東京で刹那的に生きるホストの玲央の一人二役を担う。
神木は「いろんなものが混ざったチャンポンのようなドラマです」と長崎名物に絡めてアピール、二役には「2つのストーリーが交じり合い、広がっていきます」と語った。共演歴も長い食堂の看板娘役の杉咲花(27)に「花さんとは長いんです」と振ると、杉咲は「私は神さまと呼んでいる。すてきなところは変わっていないです」と応じた。 鉄平の兄・進平役の斎藤工(43)は炭鉱ですすだらけになった撮影を振り返り「メークが鼻の穴とかに残って〝仮面ノリダー〟みたいになった。昭和の人しか分かりませんよね…」と笑わせた。 神木は「見た人に元気が出るような、背中を押してくれたなと思ってくれるようなドラマになればと思っています」と呼びかけた。 「ライオンの隠れ家」は、市役所勤務の平凡な兄(柳楽)と、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟の前に突然、佐藤大空(たすく、5)演じる「ライオン」と名乗る男の子が現れたことから展開するヒューマンサスペンス。 ロケで困っていることが話題になり、週刊誌記者役の桜井ユキ(37)が「雨女なので私が行くと雨になる。でも柳楽さんは晴れ男です」と明かすと、柳楽は「ちょっと勝ってますね」とニヤリ。桜井は「柳楽さんが帰ると雨が降り出す」と重ねると、佐藤が「きょう雨が降っている」と会場をわかせた。 「あのクズを殴ってやりたいんだ」は、奈緒が結婚式当日に彼氏に逃げられたほこ美を演じる。そんな人生どん底から玉森裕太(34)演じる謎の金髪の男と出会ったことからプロボクサーを目指すクズきゅんボクシングラブコメディー。 役作りのため、奈緒は「食事制限とジム通いをしていました。玉森さんも体作りをしていたのでとても詳しくて…」と話すと、玉森は「奈緒さんはささみばかり食べているので〝ささ美ちゃん〟と呼ばれた」と明かした。 玉森は昼はカメラマン、夜はバーテンダーという役柄。「女子を〝沼らせる〟男です」と玉森。奈緒は「自信を持って沼らせ男だと思います。クールに見えてたまに見せる笑顔とかキュンとさせるので、私は〝沼森さん〟と呼んでます」と持ち上げた。 そんなやりとりにほこ美が通うボクシングジムの会長役の渡部篤郎(56)は「全然分からない。そんなのあるんでしょうね。気にしない」と冷笑し、会場の笑いを誘っていた。
中日スポーツ