アメリカ各地の大学で、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議するデモが拡大する中、ロサンゼルスの大学では、イスラエルとパレスチナそれぞれの支持者によるにらみ合いが続いています。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校で1日未明、イスラエルによるガザ地区への攻撃に抗議する人々と、イスラエルを支持する人々が激しく衝突しました。警察が出動し、事態の沈静化にあたりましたが、地元メディアによりますと、15人がケガをしたということです。 パレスチナを支持 「中立であるかのように振る舞う欺まんをやめるよう求めます。かつて大量虐殺を選んでいて、再び選んでいるのです」 夜になっても大学校内には抗議する人々が多数、居残り、警官隊が隊列を組んで展開を始めましたが、その動きを止めようとするデモ参加者と対峙する場面もありました。 ガザ情勢をめぐる抗議活動はアメリカ各地の大学で拡大していて、アメリカメディアによりますと、一連のデモによる逮捕者は1500人以上に上っています。