まさかり持った赤鬼の登場で盛り上がりは最高潮に「神様に元気をもらって1年を元気に…」室町時代から伝わる舞いを夜通し披露「坂部の冬祭り」
信越放送
長野県の南部、愛知県と静岡県に接する天龍村に古くから伝わる「坂部(さかべ)の冬祭り」。 夕方から次の日にかけて舞が続けられるという伝統の行事が、今年も行われました。 【写真を見る】まさかり持った赤鬼の登場で盛り上がりは最高潮に「神様に元気をもらって1年を元気に…」室町時代から伝わる舞いを夜通し披露「坂部の冬祭り」 天龍村の大森山諏訪社(おおもりやますわしゃ)に室町時代から伝わる「坂部の冬祭り」。 毎年1月4日の夕方から翌日にかけて行われ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 五穀豊穣や健康などを願い、神子(かみこ)と呼ばれる人たちが煮えたぎる湯の釜の周りで舞を披露し続けます。 舞が始まって12時間が過ぎた翌朝6時ごろ、大きなまさかりを持った赤鬼が現れます。 祭りの一番の見どころです! 赤鬼がまさかりを松明(たいまつ)に勢いよく打ちつけると、あたりに火の粉が舞いました。 迫力ある祭りを楽しみに県内外から訪れるファンもいます。 東京から: 「神聖な気持ちで見られてとてもうれしいです」 東京から: 「長い時間かけて神様を下ろしたりとか、こうやって残っているのが貴重だなと思って」 平松雅隆(ひらまつ・まさたか)氏子総代: 「小さいころにこのお祭りを見て育っていった人たちが思い出して帰ってきてくれる」 「神様に元気をもらって1年を元気に過ごしてほしい」 住民が少なくなる中、今年は有志などの協力を得て、およそ40人で開催した祭り。 活気と熱気に包まれたまま、昼頃まで続きました。
信越放送
【関連記事】
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 「1分余、50メートル先のコンビニ」は「ひき逃げ」ではないのか…「こんな国に産んでごめんね…」原判決破棄は1%以下 最高裁判決は2025年2月7日に
- 直接証拠のない殺人事件は高裁で再び審理へ 懲役19年の実刑判決に不服 無罪主張の丸山大輔被告が控訴【現職県議の妻殺害事件】判決に被告は「意外な判決でショック」
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】