地元産農産物でマフィンとティラミス 福島県の楢葉中生が開発 23日「ならは農福フェス」で販売
福島県楢葉町の楢葉中生は町産農産物を使ったマフィンとティラミスを開発した。静岡県内から帰還したJFAアカデミー福島女子のメンバー21人が4月から同校に通うようになった縁で、静岡名物の富士山の見た目や抹茶の味わいを取り入れた。23日午前9時から町役場西側駐車場などで開かれる「ならは農福フェス」で販売する。 同校のキャリア教育「模擬会社ナリーズ」の一環。全校生66人が関わり、町産米粉製のマフィンやサツマイモのティラミスを考案した。1個300円。 松崎真翔さん(3年)は「アカデミー生が加入して今までより学校が元気になり、いいアイデアが生まれた」と話す。アカデミーに通う松下遥蘭(はるら)さん(鹿児島県出身)=同=は「楢葉と静岡のよさを広めたい」と意欲を見せている。