最近、ニッチな節約にハマっています。テレビのリモコンで使用する乾電池を「充電タイプ」の電池に変えた場合「何回」充電して使用すれば元が取れるでしょうか?
充電池の相場
充電池(4本)の相場は700円~2100円程度と幅が広く、大手メーカーの商品は比較的高めの設定になっているようです。 充電池の場合は、充電をすることで繰り返し使用できます。繰り返し使用できる回数はメーカーや商品によって異なるものの、150回~600回程度、商品によっては1500回程度使えるものもあるようです。 また、使用状況などにもよりますが、6ヶ月に1回の充電を推奨されています。その場合、1年間で2回の充電で済むため、長期間で考えると通常の乾電池よりもコストパフォーマンスがよくなる可能性があるでしょう。
乾電池から充電池に変更した場合、何回の充電回数で元が取れる?
充電池の充電にかかる電気代は、4本の充電で1回約1円といわれています。仮にテレビのリモコンに充電池を2本使用する場合は、1回約0.5円かかることになります。 今回は、充電池(4本)を2000円程度で購入して、使い始めの1年間は充電なしで使用できる場合で考えてみましょう。 1年目のテレビのリモコンの電池にかかるコストは1000円程度です。1回の充電で0.5円の電気代がかかり、1年で2回の充電が必要なため「0.5円×2回=1円」で、1年1円の電気代がかかります。 乾電池の場合は、年間で約200円のコストであるため、5回程度充電すると元が取れるでしょう。ただし、使用状況により充電回数はこの通りではない可能性がある点には注意が必要です。
充電池は5回程度充電すると元が取れる可能性がある
テレビのリモコンを乾電池から充電池に変えた場合、5回程度充電すると元が取れることが分かりました。ただし、使用状況により充電回数はこの通りではない可能性があります。 充電池は購入価格が高いものの、何度も再利用でき、長期間使用できます。一方で乾電池は、購入金額は安いものの、テレビのリモコン用で使用すると1年程度で処分しなければなりません。 乾電池は購入の手間がかかり、毎回ごみが出るため、使用期間と環境面を考慮すると充電池の方がお得に使える可能性があるでしょう。 出典 経済産業省 現代の生活に欠かせない電池の生産;乾電池は縮小、繰り返し使える蓄電池が成長をけん引 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部