「獣と薔薇」へのオマージュも…Hey! Say! JUMP「Donkey Gongs」MVに山田涼介のこだわり
Hey! Say! JUMPの新曲「Donkey Gongs」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。 【動画】Hey! Say! JUMP - Donkey Gongs [Official Music Video 4K ver.](他2件) 「Donkey Gongs」は、11月27日にリリースされるニューアルバム「H⁺」のリード曲。Hey! Say! JUMPにとっては新境地と言える、グルーヴィで激しいダンスナンバーだ。 MVの舞台は終末後の世界。メンバーは誰もいない都市に取り残された8人の若者として映像に登場する。街を自由に闊歩し遊ぶ彼らの高揚感と呼応するように、遊園地の灯りが徐々に点いていき、メンバーの歌と踊りによって新しい世界が拓かれていく様子が表現された。監督を務めたのは「獣と薔薇」(2019年リリース)のMVを手がけた荒船泰廣ということもあり、映像には「獣と薔薇」の世界観へのオマージュも含まれている。 「H⁺」はコンセプトやビジュアル、楽曲などをメンバーの山田涼介が中心となってプロデュースした作品。中でも「Donkey Gongs」は世界観やセットのイメージ、振付、衣装の細部に至るまで、長い準備期間をかけて制作された。この楽曲で山田が最もこだわったのがダンスで、振付はKAITAが担当。KAITAがHey! Say! JUMPのコレオを制作するのは今回が初となる。ダンスが映えるシンプルなセットでのダンスブレイクでは、360度カメラなどを使い躍動感のあるダンスシーンが撮影された。撮影中、山田は真剣な表情でモニタをチェックし、メンバーのもとに駆け寄って自ら演出をつける場面も。MVには、メンバーをよく知る山田だからこそ引き出せた魅力的なカットが多数盛り込まれている。