FRONTIER BACKYARD、1st&2nd再現ライヴ開催決定 20周年記念ライヴのレポートも
2024年に結成20周年を迎え、5月に『frontier』、10月2日には『backyard』と、2枚のアルバムをリリースするなど精力的に活動するFRONTIER BACKYARDが、1stアルバム『FRONTIER BACKYARD』(2004)と2ndアルバム『BASIS』(2006)の再現ライヴ〈BACK.2 BASIS〉を2025年1月18日(土)に東京・下北沢 FLOWERS LOFTにて行なうことが決定。 ライヴは、2部構成で行われ、2作の再現ライヴに加え、最新アルバム『backyard』の全曲演奏も披露するワンマン・ショー。バンドの歴史を振り返るとともに、最新のサウンドを体感できる貴重な機会。20年来のサポートメンバーであるCHABE、TA-1、そしてTKHRがDJとして参加します。チケットは、10月8日(火)12:00よりe+のプレオーダーが開始します。 また、10月5日には、FRONTIER BACKYARDの20周年記念ライヴ〈NEO CLASSICAL〉が、東京・代官山UNITで久しぶりに開催され、過去にも幾度となくこの場所で行なわれてきた自主企画が、20周年という節目で再び実現し、多くのファンが駆け付けました。 開場すると、まずは10月18日に秋田・仙台公演に出演するKeishi TanakaがDJとしてイベントを彩った後、最初に登場したのは、FRONTIER BACKYARDの初ツアー時の対バンであり、20年来の盟友でもあるthe band apart。ヴォーカルの荒井岳史がFRONTIER BACKYARDの20周年を祝福するMCを挟みながら、ドラムの木暮栄一が「今日という日が本当にうれしいです。みんなありがとう!」と感謝の気持ちを述べ、最後は「夜の向こうへ」で締めくくられました。 そして、当時の定番SEであるファンカデリックの「Get Off Your Ass Jam」が流れる中、待望のFRONTIER BACKYARDが登場。大きな歓声が上がり、TGMXとTDCの2人が2Pセットでライヴがスタート。「Future story」や「Wave your light」などの楽曲で会場を一体化させ、続いてスペシャルゲストである松田“CHABE”岳二、TA-1、佐藤将文を迎え、久しぶりの5Pセットでさらに盛り上がりを見せました。 「WHITE WORLD」や「hope」などの代表曲でクライマックスを迎え、観客がタオルを回し大歓声をあげる中、TGMXが会場内を駆け巡り、バーカウンターではビールを飲むなど、ライヴハウスならではの自由な空間を感じさせ、FBYのライヴだと思い出させてくれる場面も。アンコールでは、荒井岳史を迎えた「Wish feat. Takeshi Arai」で、2人のハーモニーが会場を包み込み、最後は「TOUR CREW」で終演。20年間の観客とバンドの絆を感じさせる素晴らしい雰囲気の中、彼らのこれまでの進化と、今後への期待を存分に感じさせる一夜となりました。 2025年1月18日の1st『FRONTIER BACKYARD』、2nd『BASIS』の再現ライヴにも期待が高まるばかりです。 Photo by TETSUYA YAMAKAWA