鬼門・敵地サウジアラビアでの勝利を目指す森保一監督「厳しい戦い、完全アウェイとなる戦いを覚悟している」|日本代表
【サッカー日本代表 最新ニュース】日本代表は9日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦・サウジアラビア戦に向けた前日トレーニングを実施。前日会見には森保一監督が登壇し、重要な一戦に向けた思いを口にした。
9月にスタートしたアジア最終予選は、中国、バーレーンを相手に2連勝を記録。11日には3連勝を目指して敵地でサウジアラビアと対戦することになる。 ここまで好発進を切った日本だが、今回対戦するサウジアラビアとのアウェイゲームはいまだ未勝利と鬼門となっている。そんな一戦に向けて森保監督は、「力のあるサウジアラビアとの対戦、そして我々にとってはアウェーの戦いの中で、厳しい戦いを覚悟し、完全アウェイとなる戦いを覚悟している」と主張。続けて、「個々のコンディション、そしてチームのコンディションとしても最善の準備をしたいと思っています。粘り強く戦うことと、我々も厳しい戦いの中での勝利を目指してアグレッシブにチャレンジできるようにしっかり準備したいと思います」と意気込みを語った。 サウジアラビアはここまで中国、インドネシアを相手に1勝1分。勝ち点こそ手にしているが、国内ではロベルト・マンチーニ監督への不信感が募っている。そんな状況もあり、現地メディアから森保監督に対してマンチーニ監督の評価やサウジアラビアの強さについて問われることに。これに対し、森保監督は自身の見解を口にしている。 「非常に素晴らしい監督なので、間違いなくサウジアラビアのサッカーのレベルアップ、そしてアジアのサッカーのレベルアップに貢献してくれる方だと思っています。実際、結果というところは勝負事なので出たり出なかったりということはありますが、マンチーニ監督は欧州も制している監督ですし、非常に力のある監督なので、みなさん全力でサポートしていただければと思います。明日の試合は世界的にも結果を出している監督のチームとの対戦なので、我々も対戦できることに喜びを感じていますし、いい試合ができるようにベストを尽くしたいなと思っています」 最後には「過去の結果は我々にとっていいものではないですが、明日の試合に向けてはまた0-0から始まるということで、我々が厳しい戦いを覚悟し、勝利を目指して戦うということを全力で準備して試合に臨みたいと思っています」と強調した森保監督。鬼門の敵地・サウジアラビア戦で日本は勝利することができるだろうか。