【RIZIN】朝倉未来が引退から復帰、平本蓮と『THE MATCH 2』で再戦が決定!「引退してる場合じゃねえよ、未来」(榊原CEO)=5月4日・東京ドーム
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催中の『RIZIN DECADE』第1部『雷神番外地』オープニングにて榊原信行CEOが、2025年5月4日(日)に東京ドームで『THE MATCH 2』を開催し、朝倉未来(ジャパントップチーム)vs.平本蓮(剛毅會)の再戦を行うことを発表した。 【写真】2024年7月28日の『超RIZIN.3』で対戦した朝倉未来と平本蓮 両者は2024年7月28日の『超RIZIN.3』のLMS王座決定戦で戦い、1Rに平本の左ストレートでダウンした朝倉未来が、MMAキャリア初のTKO負け。試合翌日に「自分が戦うのは一旦終わりにします。格闘技が人生だったと思う。ありがとうございました」と、引退を表明していた。 しかし、試合後、赤沢幸典から平本のドーピング告発があり、嫌疑をかけられた平本は、弁護士を伴う会見でドーピングを全面否定。RIZINによる「試合当日の尿検査」の結果も陰性と発表された。 9月5日に平本の陰性発表の会見を行った榊原CEOは、騒動のなかで引退した朝倉未来に対して、「ここは個人的な、プロモーターとしての立ち位置から逸脱する可能性があるが」と前置きし、「2015年に旗揚げして朝倉未来がRIZINに出場して6~7年。RIZINの中で彼の活躍に一喜一憂し、彼の戦いに心を震わせた、7月28日も4万8千人のファンがあれだけの熱狂の中で朝倉未来の試合を見届けたわけです。 彼は格闘家としても人生を懸けて、引退を懸けて戦った試合が心無いこと、ドーピング疑惑で泥を塗ってしまったこと、汚してしまったこと。これが引退試合だというのは本当に悔しいです。未来が不憫でなりません。本当に悔しい。だからこの結果を招いたことは、全てにおいて最終的には主催者である私の責任だと思っていますし、この場を借りて朝倉未来にはこれが最後の試合になったことにはお詫びもしたい」とコメント。 また、平本について「彼のキャリアのなかで7月28日に朝倉未来に勝ったと大手を振るって燦然と輝く物ではなくなったというのは事実です」とし、次戦について「平本には未来に向けた検査を受けてもらおうと思います。今回にプラスした検査基準で血液検査とかにも応じてもらい、明確に陰性であるという確認が取れた上で出場の相談をしていきたい」と語っていた。 その次戦が、朝倉未来との再戦となる。 VTRの中で榊原信行RIZIN CEOは「このままずっと悶々として人生を送っていくような、そんなつまんないことはさせないから。4万何千人と集まって『世紀の一戦』と銘打ってやった割には後味悪いよって。モヤモヤしかない。平本で言えば、なに騙されてケチつけられてるのと。終わった後にステ本と言われている。引退してる場合じゃねえよ、未来。求められてナンボなんだからグローブを置いてリングを去るタイミングじゃない。引退してる場合じゃねえよ、未来。東京ドームも押さえたし。来年の5月4日、リマッチ決定でお願いします。悪夢を忘れ去るような熱狂を作り上げられたら。ファンのみんなにはもう1回力を貸してほしい」と語った。
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