静岡県、富士山「管理料」徴収へ 3千~5千円、協力金は廃止
静岡県が富士登山者に、環境保全などのため任意で募ってきた千円の協力金を廃止し、「入山管理料」として3千~5千円を徴収する方向で検討していることが18日、県関係者への取材で分かった。静岡県側3カ所の登山口の通行時間規制も行う方針で、最も登山者が多い富士宮口では午後4時から翌午前3時まで通れないようにすることを検討している。 夜通し登る「弾丸登山」などの危険な行為が問題になっていることを踏まえた措置。関係者によると、21日に開く地元自治体や関係団体との会合で説明し、意見を募るという。 来年2月の県議会に条例案を提出し、次の夏山シーズンでの実施を目指す。