癒やしを求める建築家・狛 亜津紗さんが感動したホテルは?軽井沢の名宿から高級メゾンブランドのホテルまで!
空間を創造するスぺシャリストである建築家は、どのような宿に憧れて、またどんな所に注目して滞在するのでしょうか。今回は狛 亜津紗さんが感動した宿、憧れのホテルです。 【写真で見る】建築家・狛 亜津紗さんが感動した宿、憧れのホテル
1.狛さんがこれまでで、最も感動した宿「星のや軽井沢」(長野)
幅広い層に人気の星野リゾートを代表する宿として存在している「星のや軽井沢」。 設計は建物を東 利恵さん、ランドスケープは長谷川浩己さんが手掛け、唯一無二のラグジュアリーな世界感が漂います。 「自然な斜面地形にそって宿泊棟が配置されていて、敷地内に川が流れ日常から離れリラックスしたホテルステイができました」と狛さん。 「各宿泊棟が適度な距離感を保ちながら配置されていることで、プライバシーを保ちながら共通の景色を楽しむことが出来る配置に感動しました」
2.狛さんが海外で感動したホテル「ブルガリ ホテル ミラノ」(イタリア)
「6年前に滞在したのですが、都会の中心にありながら豊かな緑に包まれたテラスラウンジ、石材と木材などの素材を使ったクラシックと現代的な美を融合した洗練されていて、とても居心地のよい空間でした。 また、スタッフがゲストの名前を覚えていてくれたり親しみのある対応もうれしかったですね。そして、ブルガリブランドのエレガントさを建築で見事に再現されているところに感銘を受けました」
3.狛さんが憧れるホテル「ローズウッド アムステルダム」(オランダ)
狛さんが憧れる海外のホテルは、オランダの「ローズウッド アムステルダム」です。 アムステルダムの中心地の運河沿いに立つ1665年に完成した建物は、長らく主要な裁判所として使われていた司法宮殿スタイル。この歴史的建造物をオランダを拠点とするケンティ&パートナーズが設計、インテリアデザインを同じくオランダ人デザイナーのピート・ブーンが手掛けたことでも話題となり、2023年に開業しました。 「歴史的価値のある建築物と、リゾートホテルの融合という点がとても興味深いです。ぜひいつか行ってみたいと思っています」
狛さんにとってよいホテル・宿の判断基準は「何もせずゆっくりリラックスして過ごせるかどうか」なのだそう。そして、ホテルへ入るときのエントランスにはいつも注目しているといいます。 「外から内へどのようにアプローチしているのか、ワクワクする瞬間です」という狛さん。 そんな狛さんへ次なるワクワクをもたらす滞在先は、はたしてどこになるのでしょうか?その体験談を伺うのも楽しみです。