【1か月実践】「筋膜リリース」でケアしてフルマラソンを走ってみた!
老若男女が楽しめるランニングは、気軽に始めやすいワークアウトとして人気。 でも、時によって膝を酷使してケガをしてしまったり、ランナー特有のケガ「ランナーズニー(ランナー膝)」もあるなど、しっかりケアをしなきゃいけないもの事実。 【写真】毎日ストレッチをすると体に起こる7つのこと 今回はウィメンズへルスショップで販売している、ランナー向けの「1ヵ月筋膜リリースプログラム」をエディターが試した結果をシェア! するとケガ防止だけじゃなくて、ランナーに嬉しい効果が……。
なぜランナーに「筋膜リリース」が必要なの?
「筋膜リリース」は、全身の筋肉を覆っている“筋膜(きんまく)”という薄い膜をほぐすこと。筋膜は筋肉を保護したり筋収縮時の滑りを助けてくれる大事な役割を担っているけど、水分不足やストレス、同じ体勢での長時間作業(デスクワークなど)によって筋膜同士がくっついてしまう。そうすると、筋肉の動きを阻害して柔軟性が落ちてしまうので、筋膜リリースを行うことで、筋膜の萎縮と癒着を解きほぐして正常な状態に戻すのだ。 特にランニングは全身を使うスポーツだから、筋膜をほぐさずに走り始めると、筋肉痛やケガの原因に繋がってしまう。だから、ランニング前にはしっかり筋肉をほぐし可動域を広げて、筋肉の動きをスムーズにすることが大切。特にランニングの前に筋膜リリースをすることで、下記のような効果が期待できる。
筋膜リリースの効果
・ランナーズニーなどの様々なケガの防止になる ・疲労感が残りにくくなる ・スピードアップが期待できる ・呼吸がしやすくなる
エディターが1ヵ月間実践してみた効果とは?
週2~3回のランニングを習慣にしていて、2024年3月には初のフルマラソンに挑戦したエディターYUMIが、フルマラソン前の1ヶ月、この筋膜リリースプログラムをやってみた。 日常のランでの変化、そしてフルマラソンの結果は?
【効果①】走っているときの体が軽い
以前までは、5kmを越えるとふくらはぎが重くなるような感覚があったけど、筋膜リリースプログラムを行ってみると、5kmを越えても足運びがラクになった気がする。 さらに、肩甲骨周りもほぐれやすくなったからか、いつもは肩に力が入って凝っていたけど、肩の力を抜いて走れていることに気付いた。