養護施設や里親離れた若者の自立支援施設を開設 松山に愛媛県
県は8日、児童養護施設や里親の下を離れた若者(ケアリーバー)のための自立支援施設「クマノミ」を松山市二番町に開設した。当事者の交流の場としての活用や日常生活、就労の相談窓口の機能を備え、独り立ちをサポートする。 クマノミはケアリーバーのほか、現在保護を受けている若者らも利用対象。県はケアリーバーへの支援の充実を盛り込んだ改正児童福祉法の施行に伴い、2024年度当初予算に関連費2633万円を計上し、拠点整備を進めていた。運営は自立援助ホーム事業などを展開する一般社団法人いこなす(今治市)が担う。
愛媛新聞社