小学生に大人気『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』が発売前重版 12月4日発売
小学生に大人気の「SCP」を題材にした日本初の児童小説『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』が12月4日に発売された。 【画像】SCPハンター シャイガイを確保せよ!の気になる中面をみる 予約販売開始の告知とともに、「SCP」ファンの間でSNSを中心に話題沸騰となっていた本書。児童文庫の新シリーズでは異例の発売前重版となったことが発表れた。 作者の黒史郎は、小説家として主にホラー作品を手掛け、都市伝説や怪談、クトゥルフ神話等を扱った作品の他、児童書でも「3分間ミステリー」シリーズ(ポプラ社)や『5分でゾッとする結末 世にもこわい博物館』(講談社)など多くの著作がある。イラストを担当する、古澤あつしは、『ポケモンカードゲーム』等のカードイラストの他、キャラクターデザインや、人気動画配信者のイラストなどを数多く手掛けているイラストレーターだ。 今回の発売に際して、作者・黒史郎からのメッセージが届いている。 「普段は幽霊や呪いといった、どちらかというと暗めのテーマの本を出しておりますが、SCPは派手で勢いのある場面をたくさん出せるので、新鮮な気持ちで楽しく書けました。元気いっぱいな子どもたちを書くのも楽しくて、だから元気いっぱいの異常存在たちに活躍してもらいました。普段そんなに元気なものが出てくる話は書かないのでうれしかったです。こうなると、派手で元気な幽霊も書きたくなってきました」(黒史郎) 話題の本書、その中身に期待だ。
リアルサウンドブック編集部