「日本は敵性国家」「親日外交をすべて覆す」韓国大統領候補は“反日”で知られ…日韓関係のゆくえを左右する“時期”とは
〈「大統領の自業自得」「民主主義を壊した」あまりに突然の“非常戒厳”…ユン大統領(63)に対する韓国での“リアルな反応”〈現地記者が解説〉〉 から続く 【画像】「親日外交を…」裕子夫人はピンクのワンピース、キム夫人は大胆なデザインのスカートで…韓国のユン大統領&岸田前首相“笑顔の夫婦ショット” 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する2回目の弾劾訴追案の採決が、12月14日にも行われる見込みだ。現在、一部の与党議員からも“賛成”の呼びかけがなされ、弾劾案が可決される可能性が高まっている。もし尹大統領が退いた場合、次期大統領はいつ、誰に決まるのか? 現在の最有力候補は野党代表の李在明氏。韓国で「反日闘士」と言われ、過激な発言も目立つ、その人物像とは。日韓関係に起こりうる変化について、韓国在住のジャーナリスト・金敬哲氏が寄稿した。 ◆◆◆
高まる尹大統領への批判
12月7日、尹錫悦大統領に対する弾劾案が「不成立」となった。韓国憲法によると、大統領の弾劾には在籍議席(定数300)の3分の2、すなわち200議席以上の賛成票が必要だが、108議席の与党『国民の力』議員の大半が投票に参加しなかったからだ。『国民の力』は“弾劾反対”という党の方針を決めたが、反乱票が出ることを懸念して国会を退席したのだ。 だが、野党『共に民主党』(以下、『民主党』)が「毎週土曜日ごとに弾劾案を表決に付す」と宣言したため、現在の尹大統領への批判が高まった世論を勘案すれば、いつまで『国民の力』が持ちこたえられるかは未知数だ。早くも若い議員を中心に、「党の方針ではなく弾劾を望む国民世論に従う」と宣言する者も出てきている。
もし弾劾案が可決されたら…次の大統領は?
もし12月中に弾劾案が可決されたら、次の大統領はいつ決まるのか。韓国憲法によると、国会で可決された弾劾案は、憲法裁判所で審議を受ける手続きが必要だ。2004年の鉉盧武(ノ・ムヒョン)大統領と2017年の朴槿恵(パク・クネ)大統領それぞれの弾劾案審議を参考にすれば、判決までは約2~3ヵ月かかる。 憲法裁で弾劾案が「合憲」とされれば、尹大統領は直ちに退かなければならず、大統領選挙によって60日以内に新しい大統領を選出しなければならない。すなわち、早ければ来年4月か5月には大統領選挙が行われると考えればいい。
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