【NFL】QBジョーンズの先発起用について態度を明確にしないジャイアンツHCダボール
またしても絶望的なシーズンを過ごしているように見えるニューヨーク・ジャイアンツがシーズン中にフロントオフィスを変更する可能性は低そうだが、クオーターバック(QB)ポジションは突然の変更を免れないかもしれない。
現地11日(月)、QBポジションについて質問されたヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールは先発としてのダニエル・ジョーンズの将来について明言を避けている。それは、ドイツで行われた試合でカロライナ・パンサーズに20対17で敗れ、今季の成績が2勝8敗に落ち込んでからわずか24時間後のことだった。
シーズン第11週にバイウイークを迎えるにあたり、チームはあらゆることを評価するとダボールHCは述べている。
「バイウイークに通常行うような、あらゆることを振り返って見直すというプロセスをこれから始める」と語ったダボールHCは「戦術や状況別の対応、技術面など、通常のバイウイークで行うすべてのことだ」と続けた。
ジャイアンツは現在5連敗中で、ジョーンズは毎週のようにニューヨークの報道陣から質問を受ける状況が続いている。ジョーンズの今季の成績はタッチダウン8回に対してインターセプト7回、パサーレーティングは79.4にとどまっているが、ダボールHCは月曜日まで、苦境に立たされている先発選手を一貫して支持し続けていた。
今年4月、ジャイアンツはドラフト全体6位でクオーターバックを指名することも視野に入れていた(最終的にはルイジアナ州立大学出身のワイドレシーバー/WRマリク・ネイバースを指名)。ジョーンズがベンチに下げられた場合はベテランQBドリュー・ロックが先発の役割を引き継ぐことになる。
ジョーンズはダボールHCの就任初年度にジャイアンツをプレーオフ進出に導いたことで、2023年3月に4年1億6,000万ドル(約245億8,592万円)の契約延長にサインした。2025年シーズンに受け取る基本給3,000万ドル(約46億0,986万円)のうち、2,300万ドル(約35億3,423万円)は負傷した場合に保証される。