インフルと新型コロナ、三重県内で拡大 知事、防止対策徹底呼びかけ
一見勝之知事は19日の定例記者会見で、インフルエンザと新型コロナウイルスの感染が三重県内で拡大しているとして、年末年始に向けて感染防止対策を徹底するよう県民に呼びかけた。 県によると、インフルエンザの感染者は15日までの1週間で、1医療機関あたり平均20・51人。2週連続で国立感染症研究所が「注意報レベル」の目安とする10人を超えている。 また、新型コロナの感染者数は15日までの1週間で、1医療機関当たり平均3・39人。前週比で30%(0・78人)の増加。3週連続で増加し、12週ぶりに3人を超えた。 一見知事は「年末年始は多くの人が動く。感染症を広げないよう注意してほしい」と強調。手洗いや換気といった感染防止対策の徹底に加え、解熱鎮痛薬も準備するよう呼びかけた。