「史上最少失点記録を更新」侍打線に“健闘”の台湾投手陣「彼らはさらに成長するだろう」指揮官も賛辞【プレミア12】
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組の侍ジャパンは11月16日、台湾・台北ドームで“完全アウェー”の中、台湾に3-1で勝利した。日本は3連勝で1次ラウンド突破に王手をかけている。 【プレミア12写真】侍ジャパンが再び世界一に挑む!宮崎-名古屋で始動、そして決戦へ 大応援団を味方につけ、台湾も無敗で日本に挑んだが惜しくも2点差で敗れた。地元メディア『聯合新聞網』は、台湾は日本に対して8戦全敗となったが、この試合、台湾は日本との戦いで「史上最少失点記録を更新した」と伝えている。 「台湾と日本チームの過去の国際公式試合の記録を見ると、最も勝利に近かったのは2004年のアテネオリンピックと2013年のWBCで、いずれも3-4の惜敗で、許した4失点もそれまでの最少失点記録であり、昨日の敗戦は投手陣の好投も相まって1-3の敗戦『だけ』だった」とし、台湾の投手陣が一丸となって健闘したことを称えた。 台湾は先発のチェン・ボーチンを含め6人の継投で日本の打線を3失点に抑え、曽豪駒監督も全員が託された仕事を全うしたことに賛辞を贈り、「全員が困難に立ち向かう勇気を持ち、この経験を通して、彼らはさらに成長するだろう」と語ったという。 日本は初回に森下翔太の犠飛で先制し、3回には二死三塁から辰己涼介の適時二塁打で2点目を入れた。4回には一死から源田壮亮のソロで3点目を入れたが、5回以降は得点を奪えず、台湾投手陣の粘りの投球に、チャンスをつくりながらも追加点を奪えなかったのも事実だ。 日本も台湾も1次ラウンドを突破すれば、東京ドームで行われるスーパーラウンドで再び相まみえることになる。次はどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]