他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目投手(5)日本ハムの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの投手を紹介する。
石川直也
投打:右投右打 身長/体重:192cm/93kg 生年月日:1996年7月11日 経歴:山形中央高 ドラフト:2014年ドラフト4位 一時は守護神の役割を担っていた石川直也も、近年は思うような成績を残せておらず、現役ドラフトの対象選手となり得る1人だ。 山形中央高校では、2年春に甲子園へ出場。将来を嘱望された右腕は、2014年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団した。 高卒2年目となる2016年に一軍デビューを果たすと、翌2017年は主にリリーフとして37試合に登板した。 さらに、2018年は一時クローザーに抜擢。最終的に52試合の登板で1勝2敗19セーブ18ホールド、防御率2.59の好成績をマークした。 2019年にも60試合に登板し、3勝2敗5セーブ21ホールド、防御率3.31を記録。ブルペン陣に欠かせない存在となっていた。 しかし、2020年にトミー・ジョン手術を受け、2年間一軍登板なし。2022年に一軍復帰を果たしたが、本来の投球は取り戻せず。今季は二軍暮らしのままシーズンを終えた。 ファームでは36試合の登板で防御率2.86と結果を残しており、登板機会に恵まれない状況が続くのであれば、現役ドラフトでの他球団移籍も考えられる。
ベースボールチャンネル編集部