豊洲移転問題で築地市場関係者の意見交換会(全文1)関係者の生の声伝えたい
市場のアクセスが悪くなると魚を見て、魚を買えなくなる<小売業>
シムラ:今日はご苦労さまです。〓魚商 00:20:30〓の〓シムラ 00:20:31〓です。小売をやってます。一番困るのは、やっぱり市場のアクセスですね。やっぱり回転がいろいろあったときに、すぐ来られるのはやっぱり築地なんですよ。これが豊洲になるとまた全然違うと思うんですよ。5回来るものが2回になったり、3回になったり。魚を見て魚を買えなくなります。そうするとFAXになります。大手の会社だったらそれでいいと思いますが、私たち、ちっちゃい会社はやっぱり面白みがなくなります。 それから、よくテレビで豊洲の中をよく見るんですけど、なんかこう、裏になんか置くと汚いような感じがしますけど、私たち小売にしてみれば、その裏のところに、なんかもうけものがあると。面白みがあると。だから安心・安全よりも売れなくなるのが一番困ると。だから、ぜひその辺もしっかりしてもらいたいと思います。 それから、お客さまはやっぱり豊洲がいいのか、築地がいいのかってよく聞かれるんですけど、まあ築地でしょうと。私はいつもこのように言います。それがもう一番、安心・安全も要りません。築地でやればいいんですから。簡単なことなんですよ。あんまりぐちゃぐちゃしゃべると、難しい話をされてもね、分かんないですよ、売ってる人たちは。本当に。七面倒くさくてしょうがないんです、本当に。だから、築地の人々はね、やっぱりここに書いてあるように築地で営業を続ける。私たちもやっぱり築地で買いたい、それだけなんですよ。簡単なことなんです。だからこれは、小売にアンケートも、逆に私たちにアンケート出してください。私たちもアンケート出しますよ。だから、築地も、仲買さんも〓1本 00:22:22〓になってね、あっちだ、こっちだじゃなくて、ころころ変わらないでさ、まったくもう、1本筋を通してやってほしいよね。〓イッキセイ 00:22:30〓がないよ、本当に。よろしくお願いします。 A:ありがとうございます。なんか、私たちは謝る立場じゃないのであれなんですけど、今、本当に買出人の方の声ってやっぱりお客さまの声として本当に重要だと思うんですね。アクセスの問題に始まり、すごく印象に残るのは魚見て魚が買えなくなると。そういう状況であれば本当、商売っていうのがね、大事であって、そこがやっぱり私たち、ずっとやってきた、ここでやってきた1つの意味なので、築地で商売したいっていう人だけじゃなくて、築地で買いたいっていう、そういうお言葉をもらえたというのはたぶん仲卸の人たち、業者の方々もすごく勇気のある発言だったかなと思います。 で、今、新しいところとして、アンケートっていうものを出してほしいとかっていうことも出ていますので、そのようなことも今後やっぱり動きの中では入れていく必要があるのかなと思います。ありがとうございます。では次の方。 【連載】豊洲移転問題で築地市場関係者の意見交換会4月18日 全文2へ続く