豊洲移転問題で築地市場関係者の意見交換会(全文1)関係者の生の声伝えたい
豊洲市場移転問題で築地再整備も含めて議論が進む中、市場で働く業者らの声を伝える「築地市場関係者フォーラム」が18日午後0時半から開かれた。 東京魚市場卸協同組合や青果仲卸の業者らが参加した。午後0時半から2時間は意見交換会、午後2時半から午後4時までシンポジウム(築地女将さん会主催)が行われる予定。 【中継録画】豊洲移転問題で築地市場関係者らがシンポジウム
趣旨説明と市場関係者という立ち位置について
A:それでは第1部のほうの意見交換会を始めたいと思います。こちらの趣旨説明と立ち位置について、私のほうから最初ご説明させていただきます。今回、意見交換会という形を取っております。私たち、東京都の人間でもないですし、ある意味、皆さんと同じメンバーで同じ水産仲卸だったり、市場関係者という立ち位置になりますんで、申し訳ないんですけど、オフィシャルな形で、質疑みたいな形でお答えするっていう立場にはなくて、皆さんと同じ立場、それを呼び掛けさせていただいているということで始めてますんで、世話人というお名前だけご紹介いたしますんで、そちらのほうが今回、主催をしていますが、皆さんと同じ立場で、同じ気持ちでこれを開催したということになりますので、例えば私たち、どうなっているんだということになったときにも、お答えするようなことができないこともありますが、皆さんと同じ立場でいろんな意見を聞かせていただいて、こちらのほうもありましたら、それを意見として出させていただく。 で、もう1点は、今までこういうものっていうのはだいたい東京都主催だったりすると、幹部、業界幹部という方々が主流でお話を受ける、される。で、どこかの、東京都とかの説明を聞いたあとに質疑という形で時間が限られていて、皆さまの声が直接お届けできないということも多々ありましたので、今回、声を掛けさせていただいているのは市場関係者全般です。水産仲卸に限りません。お客さまである買出人の方もいらっしゃっています。で、皆さんの本当に生の声を都民の皆さんにお伝えしたいということで、本当、皆さんは何を考えているんだっていうことをお伝えしようと。 そして情報についてもいろんな業界、いろんなところで、今回の問題についてもそれぞれでいろんな話っていうのは受けてる方々もいらっしゃると思うので、ここでそういうものも発表していただければ、他業界であったり、同業だったり、そういうこともあるんだっていうことが共有できるかなと思って開催しております。 ですから、ここ、時間ぎりぎりまで意見交換会という形で皆さんのほうに、何か手を上げていただいて、声を出していただくということを目的にしています。で、特徴としましては、もう一度、繰り返しになりますが、今までとは違って幹部ではなくて一般組合員もしくはそこの従業者の方たちにも、一緒に市場で働いている人たちっていうことが対象になってますんで、遠慮なく声を出していただいて、そこに制限はありませんので、自分たちの思ったことをそのまま伝えていただくというふうに考えて今回、開催しております。 で、そのため皆さんのほうでマイクを、手を上げていただいたら、こちらで指名させていただきますんで、マイク受け取って、立って一応発言していただきたいなと。その際、業界、屋号、お名前という簡単でいいので、それをお伝えしていただけると幸いです。 で、時間の兼ね合いもありまして、お1人にずっとお話をお伺いすることができない場合もありますので、私のほうでちょっと長くなった場合とかは、あと1つでお願いしますとか、ちょっと仕切らせていただくこともあるかと思いますが、そこに意図とかはありませんので、皆さん、できる限り多くの方の声を、できる限りの人々の、皆さんの気持ちを伝えていただきたいというふうに考えております。そういう形で、前半は2時半までを予定しておりますので、そこまで皆さんの声が途切れることなく出ていただければ幸いだなと思っております。では、まずちょっと世話人の方のお名前だけ。