永島まなみ騎手 自らが名付け親となった“可愛い笑顔”の相棒とファンタジーSに挑む
デビュー4年目の永島まなみ騎手が、ファンタジーステークス(2歳牝・GIII・芝1400m)のスリールミニョン(牝2、栗東・高橋康之厩舎)でJRA重賞2勝目を狙う。 【写真】自らが名付け親となったスリールミニョンと永島まなみ騎手のこれまで 永島騎手は21年デビューの22歳。JRA通算106勝。ルーキーイヤーは7勝止まりだったが、2年目は21勝、そして3年目の昨年は50勝と、一気に勝ち星を伸ばしている。今年も先週までに28勝をマーク。6月のマーメイドSではアリスヴェリテに騎乗し、10回目のチャレンジにしてJRA重賞初制覇を果たしている。 ファンタジーSのパートナーはスリールミニョンだ。自らが名付け親となったミスターメロディ産駒。7月小倉の新馬(芝1200m)でデビュー勝ちしたが、続く新潟2歳Sはマイルへの距離延長が堪え、好位失速の7着。それでも1400mに短縮した前走のききょうSで2勝目を手にした。しっかり折り合った時の末脚は鋭く、引き続き1400m、しかも牝馬限定の今回は重賞でも好勝負になっていい。 所属する高橋康之厩舎での重賞初制覇がかかる一戦。再び鮮やかな直線一気を決めて、自身はもちろん、師匠や厩舎スタッフにとっても忘れられないレースとしたい。