藤井貴彦キャスター ことしも新潟でレギュラー出演!同級生の須山アナと県内各地へ 《新潟》
■当時の名残りがいまも
堀の町だったことを表す浦安橋。 この橋の上を多くの人が行き交い堀を使って食材を運ぶ。 堀は新潟市民の生活に欠かせない存在だったということです。 そして戦後、堀は埋め立てられ、その上にできたのが本町中央市場。 堀の上の商店街「人情横丁」の始まりです。 それから70年、今も地元の人に愛される商店街です。
■台所に必要な食材はなんでも揃う市場
まず須山アナが案内したのは干物、海産物加工品などを扱っている「にいがた石山」。 店頭にずらりと並んでいたのは鮭。 〈にいがた石山 石山 幸一さん〉 「新潟らしいのはやっぱり『鮭』 。新巻鮭。消費量が新潟はすごく多いので、しかも寒風干しで干すんですよね」 〈藤井貴彦キャスター〉 「そうなんですね。じゃあ、またうまみが……?」 〈にいがた石山 石山 幸一さん〉 「そうなんですよ。うまみが。油が出て余分な水分が飛ぶからかな」
■地元客はイートインスペースで炭火焼も
石山さんによると、「人情横丁」にはイートインスペースがあるので地元の常連客はここで買った魚を炭火で焼いてお酒を楽しむ人もいるといいます。 〈須山アナ〉 「お店の歴史は何年ですか?」 〈にいがた石山 石山幸二さん〉 「(2024年で)73年目です。新潟市は堀の町で運搬って言うんですかね。魚とか物流だったんで、信濃川もあるしってことで」
■買った魚をその場で焼いて
2人も常連客のように、炭火焼を味わうことに……。 〈藤井貴彦キャスター〉 「うまいね。意外と塩がギっと効いてるんだけど、身が甘いからちょうどいい感じのうま味がかむほどにうわっと出てきて、それをこのコシアブラのご飯がうまくまとめてくれる。良かった。これ美味しいなあ」 〈須山アナ〉 「焼き加減バッチリです」
■レトロ感残す商店街
「人情横丁」で色々な人と会話を楽しんだという藤井キャスター。 「昭和を残している、懐かしいという思いを味わいたいならぜひ行ってもらいたい」とレトロな街並みをすっかり気に入った様子でした。 同級生コンビが見た新潟の「人情横丁」は、かつては堀と橋のまちで、いまもなお当時の名残りを見ることができるレトロな商店街でした。 このロケを皮切りに2人はその後、長岡市、阿賀野市、燕市など各地へ取材に。 〈藤井貴彦キャスター〉 「地元に住んでいる方って自分たちの地元の素晴らしさについてあんまり気付いてないかもしれない。私みたいな東京から来た人間がここに来るとこんな素晴らしいことがあるんだと。でも地元の人からすると『普通だけど』ってなるんです。もっと喜んでいただきたいなと。食材のおいしさ、人の優しさ……全国探してもなかなかないので……」 藤井キャスターが語る新潟の魅力……新たな発見にことしも注目が集まりそうです。 2人はことしも昨年以上にパワフルに各地を回る予定ということです。 (※2024年放送「夕方ワイド新潟一番」より)
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