斎藤前知事の“最側近” 優勝パレードめぐる『キックバック疑惑』を否定「補助金の増額は、コロナから回復する地域企業を守るため」
MBSニュース
斎藤元彦前知事の最側近とされた元副知事が、補助金の「キックバック疑惑」を否定しました。 兵庫県の斎藤前知事がパワハラなどの疑惑を告発された問題では、百条委員会による調査が続けられています。10月24日と25日は、去年11月に行われた阪神・オリックスの優勝パレードで、県が地元の信用金庫に協賛金を出してもらう見返りに、補助金を増額してキックバックしたとされる疑惑について、非公開で証人尋問が行われました。 関係者によりますと、24日に証人尋問に出頭した信用金庫の幹部は、片山安孝元副知事から協賛金を出すよう依頼され、具体的な金額提示があったなどと証言。一方、県からキックバックがあったかについては否定したということです。 25日、証人尋問に出頭した後、取材に応じた片山元副知事は、疑惑を真っ向から否定しました。 (片山安孝元副知事)「(信用金庫には)とにかく今、収支不足になっているのでなんとか協力してほしいとお願いしました。補助金が増額になったことについては、公益上の必要から、コロナから回復する地域の企業を守るために頑張ってほしいという思いで(確保した)。なんら不適正なことではない」
MBSニュース