伊予鉄道市内電車で“走行中に扉開く”トラブル受け国の原因調査続く【愛媛】
伊予鉄道の市内電車で6日走行中に扉が開いたトラブルで、国は技術的な問題があったとみて8日も原因調査を続けました。 6日夕方、松山市勝山町を走っていた伊予鉄道の市内電車で、進行方向・左側の扉が突然開いたトラブル。 けが人はいませんでしたが、国は「重大インシデント」と認定し、運輸安全委員会は7日から事故調査官を愛媛に派遣しました。 2日目の8日は、トラブルの発生場所近くで現場調査が行われました。 事故調査官らは人為的なものではなく、何らかの技術的なトラブルがあったとみて調査を続けていて、今後、聞き取り調査などの結果も踏まえ、さらに調べを進める方針です。 運輸安全委員会の横飛雅俊鉄道事故調査官は「詳しい内容についてはまだお話ができないんですけど原因を特定してその対策をしっかりとってもらうしかないかなと」などとコメントしています。