THE ALFEE、矢沢永吉、エリック・クラプトン……2023年に大台突破した武道館公演の新記録
矢沢永吉や松田聖子が更新した武道館の最多記録
国内ロックシーンのレジェンド、矢沢永吉も日本武道館公演にまつわる記録を打ち立てた。先日行われた『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023「Welcome to Rock’n’Roll」』の12月14日公演は、自身通算150回目の日本武道館公演。これはどのアーティストもたどり着いたことのない前人未到の記録だ。150回目の日本武道館公演は当初、昨年12月20日に開催予定だったが、矢沢の喉の不調により延期され1年越しでの開催となった。CAROL(キャロル)の解散後、1977年8月26日に日本人ソロロック歌手として初の単独公演『TRAVELlNG BUS '77 PART-1』を開催して以来、50年近くにわたって日本武道館のステージに立ち続けてきた矢沢。74歳とは思えないパワフルなロックンロールをこれからも鳴らし、歌い続けてくれるだろう。 他にも松田聖子が今年開催したツアー『Seiko Matsuda Concert Tour 2023 “Parade”』の追加公演で通算125回目の武道館公演を行い、女性アーティストとしての最多記録を更新するなど、2023年は日本武道館における様々な記録が打ち立てられた年となった。日本武道館は若手だけでなく、ベテランアーティストにとっても大切なステージであることがこれらの記録からも感じられる。音楽の聖地として、日本武道館はアーティストにとっても音楽ファンにとっても、重要なライブ会場であり続けるだろう。
ふじもと