電撃移籍もあり得る!? 阪神のトレード注目選手(2)ついに“レギュラー格”もあるか
今季は球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神タイガース。しかし、主軸の大山悠輔や佐藤輝明が打撃不振に苦しみ、一時は二軍落ちになるなど不測の事態も発生している。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、阪神のトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月10日時点)
豊田寛
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/88kg ・生年月日:1997年4月28日 ・経歴:東海大相模高 - 国際武道大 - 日立製作所 ・ドラフト:2021年ドラフト6位 今季は一軍でプロ初安打を放った豊田寛だが、外野手争いは熾烈を極めている。 東海大相模高では、4番打者として甲子園優勝を経験。国際武道大、日立製作所を経て、2021年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した。 即戦力の期待を受け、ルーキーイヤーは開幕直後に一軍昇格を果たしたが、出場5試合で7打数0安打と結果を残せなかった。同年はファームでも80試合の出場で打率.243、4本塁打、32打点と寂しい数字に終わった。 昨季は一軍出場がなく、ファームが主戦場に。それでも、ファームでは93試合の出場で打率.271、2本塁打と確実性を高めた。 プロ3年目の今季は、2年ぶりに一軍昇格。6月13日のオリックス戦では「7番・左翼」でスタメン出場し、プロ初安打を含む2安打を記録。第2打席で放った安打は左翼フェンス直撃の一打となり、持ち前のパンチ力も発揮した。 同26日の中日戦では代打で出場すると、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取るなど、少ないチャンスの中で存在感を示している。 しかしながら、若手の森下翔太や前川右京などの存在もあり、チーム内ではやや厳しい立場に置かれている豊田。一軍での活躍を見て、獲得を狙う球団も出てきそうだ。
ベースボールチャンネル編集部