「あのクズ」小関裕太が「歴史に残るぐらいかわいく撮れた」第6話のシーンとは?
ある種歴史に残るぐらいとてもかわいくほっこりするシーンになった
――今作はボクシングを通して、諦めない前向きな気持ちになっていく作品でもあります。小関さんがモチベーションを保ち続けるために意識していることはありますか? 「僕自身がいろいろなルーツを知るのが好きで、例えば、音楽はどういうコンセプトで作られたのか、お仕事だったらそのお仕事をなぜしたくなったのかなど、一つ一つのルーツを考えながら生活しています。ワクワクしている時の感情や思いを明確化することで、次に生きるパワーになり、モチベーションにつながっているのかなと思います」 ――自分自身のレベルもどんどん上がりそうですね。さまざまなことを知っていく中で、特に成長できたと実感したことはありますか? 「自分がチャレンジしたことのない役やシチュエーション、環境に飛び込む時は、勇気がいります。作品作りは、いろいろな人が関わっていて、自分1人だけの問題じゃない。20代前半は特に、ゴールが見えないスタートラインに僕が立っていいのかと思う時期もありました。ですが、何かにチャレンジする勇気や、ゴールにたどり着いた時の景色を何度も体験することによって、やり遂げる自信や勇気につながると最近感じるようになりました。意外とできるじゃん! と自信にもなりますし、それを乗り越えた後の景色がすごく楽しいので、これからもさまざまなチャレンジをしていきたいです」 ――最後に、第6話の見どころをお願いいたします! 「第6話では、自転車のシーンに注目してほしいです。恋とはまた別の苦悩が出てきます。キャッチーで面白く、あそこだけ切り取ってMVになってもおかしくないくらい(笑)。今までドラマ、映画含めてこのようなシーンは経験がなく、多分ある種歴史に残るぐらいとてもかわいくほっこりするシーンになっていますので、ぜひ見ていただきたいです。皆さんの反応を楽しみにしています!」
【番組情報】
「あのクズを殴ってやりたいんだ」 TBS系 火曜 午後10:00~10:57
【プロフィール】
小関 裕太(こせき ゆうた) 1995年6月8日生まれ。東京都出身。子役として芸能活動をスタート。その後、ミュージカルや舞台、さまざまなドラマや映画に出演。最近の出演作は、ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」(日本テレビ系/2023年)、「素晴らしき哉、先生!」(テレビ朝日系=ABCテレビ制作/24年)、舞台「キングダム」(23年)、「ジャンヌ・ダルク」(23年)、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(24年)など。
取材・文/TVガイドWeb編集部