「あのクズ」小関裕太が「歴史に残るぐらいかわいく撮れた」第6話のシーンとは?
お互いアドリブも交えながら、どんどん仕掛け合っていく気合いがとても楽しい
――主人公のほこ美を演じる奈緒さんとの撮影はいかがでしたか? 「以前、ご一緒したことがあったので安心感がありました。基本的に本番が始まる前と後で2人の距離感があまり変わらず、自然なお芝居ができています。実際、大葉とほこ美ちゃんの役設定的にも、上司と部下でありながら突っ込み合える近い関係性です。そういう意味では、お互いアドリブも交えながら、どんどん仕掛け合っていく気合がとても楽しいです」 ――市役所で働く新田撫役の玉井詩織(ももいろクローバーZ)さんとも共演シーンが多いですが、ご一緒しての印象をお聞かせください。 「今作を通して、僕が抱いていた玉井さんへの印象は、いい意味で今までの役者としての印象が覆される役だなと。玉井さんからは想像できないような、クセのあるシーンがたくさん出てくるので、まずその撮影が楽しかったです。普段は、明るく優しい、すてきな方です」 ――現場の雰囲気はいかがですか? 「作品の現場は、主演の役者さんの雰囲気によって、チームワークや現場のスタッフさんも含めた空気感が変わったりしますが、今回は、まさに奈緒ちゃんの温厚さや穏やかさ、安心感みたいなものが充満しているチームだと感じます。みんなでいい作品を作ろうという前向きな姿勢と、現場に行きたくなるような場を奈緒ちゃんが作ってくれています」 ――玉森さん演じる葛谷はクズと言われていますが、メンズ目線で感じる葛谷の印象をお聞かせください。 「今後、三角関係や四角関係になっていく中で、葛谷さんに対しては、これは大葉の性格の難もありますが、優しいので彼に対してリスペクトを持つ部分をすごく大事にして応援してしまうという。恋敵でありながら葛谷さんの背中を押してあげていて、ほこ美に対して『もう少し攻めなよ!』と思ったり。いい人過ぎる部分がありますが、恋敵の感情と、カメラマンとしてのプライドを持ってやっているところが意外にも混じり合って、一つ魅力になっているんじゃないかなと。本当に見習うべき部分が多いなと思いながら、葛谷さんとのシーンは特にやっています」