「あのクズ」小関裕太が「歴史に残るぐらいかわいく撮れた」第6話のシーンとは?
TBS系では、奈緒主演の火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜午後10:00)を放送中。今作は、完全オリジナルで描かれる“クズきゅん♡ボクシングラブコメディー”だ。 恋もボクシングも本気で向き合う主人公・佐藤ほこ美(奈緒)は、真面目で真っすぐな性格の29歳。結婚式当日に彼氏に逃げられ、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太/Kis-My-Ft2)に出会う。それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と、自分を変えるためにボクシングを始めるストーリーだ。
今回は、ほこ美と同じ市役所に勤めるエリート公務員・大葉奏斗を演じる小関裕太にインタビュー。市長直轄の部署に所属する若きエースで、仕事は完璧だが恋愛には不器用な一面も…。後半になるにつれて、大葉の内面もだんだん明らかになる。キーポイントとなる第6話に向けて、小関に今後の見どころや役についての思いを聞いた。
落ち着いた雰囲気の上司に仕上がってきました
――火曜ドラマに初出演となります。参加してみていかがですか? 「SNSなどの反響を見ると、サスペンスドラマのように解読している人が多く、皆さん勘が鋭いですね。例えば、第6話まで見てもらうと、三角関係になっていくのか、四角関係になっていくのか、ほこ美と海里、ゆい(岡崎紗絵)の交わっていく骨組みがだいぶ見えてきますが、割と第1、2話の最初のほうで見えている人が結構いてびっくりしました」 ――物語も後半になりますが、ご自身の役どころについて、どういった人物だと捉えていますか? 「大葉は、市役所全体の風通しを良くしていく新しい部署に所属していて、仕事ができる爽やかな、視野が広い男性だなと思いながら演じています」 ――そんな大葉さんの魅力はどんなところだと感じますか? 「僕だったら、手助けをしてあげたいと思ってしまうところを、大葉は少し離れたところから見守っていて、誰かの力が必要な時にそっと手を差し伸べてあげる。近過ぎず、遠過ぎない距離を保つというのはなかなかまねできないので、すてきな男性だなと感じます」 ――反響を見ると、大葉さんの役どころと小関さんが近いのではないかという声もあります。ご自身と似ていると感じる部分はありますか? 「相手の気持ちを尊重して周りを見て動いている大葉さんは、本当に優しい人だなと思います。僕はあんなにできません(笑)」 ――演技の上でそれを見せるために意識していることはありますか。 「大葉をどう見せていくか考える中で、落ち着いていてそっと見守っている、いざという時に手を差し伸べてあげる。いろいろな選択肢があり、監督と時間をかけて一緒に探りながらキャラクターを作っていきました。今は、変にテンションがアップダウンしない、落ち着いた雰囲気の上司に仕上がっています」